ベトナムといえばコーヒーの特産地として有名ですが、実はカカオも生産しています。ベトナムにカカオが伝わったのはフランス植民地時代の1880年代です。1990年代に政府や国際機関の支援により、生産が本格化しました。現在ではベトナムの質の良いチョコレートは世界中で評価されています。例えば『International Chocolate Awards』で『Cocoa of Excellence』を受賞した経歴や、その他数々のチョコレートの祭典で金賞など受賞したことがあります。
ホーチミンを含めベトナムにはお洒落なチョコレートの専門店やカフェがあるので、是非一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。また、ホーチミンでは質が高く、バラエティ豊富でパッケージにも凝ったチョコレートが気軽に購入できるので、ベトナムのお土産をお探しの方にもぴったりです。
そこで今回は、ホーチミンのおすすめなチョコレートブランド5つと、チョコレート専門店・カフェを3つご紹介します。
ホーチミンにお住みの方やこれからホーチミンにいらっしゃる方にとって、チョコっとでもご参考になりましたら幸いです。
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- ベトナムのおしゃれなパッケージのチョコレートをお土産にしたい方
- 本格的なチョコレートをお求めの方
- チョコレートを堪能できるホーチミンの専門店やカフェをお探しの方
目次
ベトナムのチョコレートの特徴
ベトナムで最もカカオの生産が盛んなメコンデルタ地方のチョコレートは酸味がありフルーティーな風味がします。しかし、縦に長い地形のベトナムでは、生産地域によってチョコレートの味や風味が異なります。生産地域によってはナッツ風味のチョコレートや、スパイシーな風味がするチョコレートもあり、違いを楽しむことができます。
ベトナムで主に生産されているカカオの品種は“トリニタリオ”です。トリニタリオは香り高い“クリオロ種”と、苦みが強く世界で一番生産量が多い“フォラステロ種”の交配種で、両種の良い部分を併せ持っています。カカオ豆の皮の色は様々で、風味も様々です。
お土産にぴったり◎ベトナム産チョコレートブランド
Maison Marou(メゾン・マルゥ)
『Maison Marou』は2人のフランス人がベトナムのカカオ豆の品質の高さに一目ぼれして創ったチョコレートブランドです。当ブランドの『シングルオリジンチョコレート』は、ダクラック、ラムドン、ドンナイ、バリア、ティエンザン、ベンチェという、ベトナムの6つの地域で生産されたカカオ豆を使用しています。それぞれ味や風味が異なります。こちらのチョコレートにはベトナム産サトウキビが使用されています。
ベトナム1有名なチョコレートブランドと言えるでしょう。
【商品をチョコっとご紹介🍫】
ハート・オブ・ダークネス85%
カカオ分を85%まで上げると黒曜石のような輝きを見せたこのチョコレートは、2014年の国際チョコレートアワードで金賞を受賞。ニューヨーク・タイムズの著名な小説家、ローレンス・オズボーンはこのチョコレートを「心の滋養」と表現しました。
フォースパイスバー
MAROU創業10周年を記念して誕生した「フォースパイスバー」。ベトナムを代表する麺料理フォーのスパイスとマルゥカカオが意外にもハーモニーを生み出し、オリエンタルな味わいを届けます。
ベンチェ78%
ココナツの木が生い茂るメコンデルタの農園で育てられたカカオを使用。ベンチェ省のカカオはこのココナツの木陰で育ちます。ドライココナツやグリーンバナナを思わせるフレーバーを持ち、力強く濃厚なカカオの風味と爽やかな酸味のバランスが絶妙な一枚。
カシューナッツ・プラリネ
キャラメリゼしたカシューナッツを、食感を残しながらペースト状にしダークチョコレートでサンドしました。ナッツのサクサクペーストと、シナモンやハチミツを思わせる香り豊かなチョコレートのハーモニーがクセになる一枚。
【どこで購入できる?】
Maison Marouはベトナムでもっとも有名なチョコレートブランドの一つなので、ホテルやお土産屋さん、セレクトショップ、空港など様々な場所で販売されています。また、Marouは高級チョコレートですが、GS25のようなコンビニでも買うことができます。ホーチミンにはMaison Marou直営のカフェがあるので、そちらで購入することが一番お勧めです。
また、ホーチミン1区にあるサイゴンセンター内の『高島屋』は、観光地から行きやすく、高島屋横の『Annam Gourmet Market』では、お土産にピッタリなチョコレートを数多く取り扱っています。
営業時間:9:30~21:30 (金・土・日は22:00まで)
HP :https://maisonmarou.com/
アルヴィア(Alluvia)
Alluviaはメコンデルタで育てられたカカオを使用しています。メコンデルタ産のチョコレートらしいフルーティーな風味が特徴です。カカオの生産から加工まで自社で行っています。
そしてAlluviaのチョコレートはフレーバーの種類が多く、パッケージがユニークでお洒落なのでお土産にぴったりです。
【商品をチョコっとご紹介🍫】
Extreme Dark Chocolate 100% cacao sugar free
エクストリーム ダーク チョコレート 100% カカオ シュガーフリーは、チョーガオ、ティエンザン、メコンデルタ産の最高級カカオ豆から手作りされています。
ダークチョコレートマカダミア
ベトナム中央高原で生産されたマカデミアナッツを使用したチョコレートです。ナッツとチョコレートは相性抜群です。
ダークチョコレートオレンジピール
ダークチョコレートのコク深い味わいにオレンジピールの爽やかな風味が合わさったチョコレートです。女性に人気があります。
抹茶ホワイトチョコレート
メコンデルタのティエンザン産カカオバターとハイランド産の新鮮な茶葉の芽という、ベトナムの2つの優れた特産品を繊細に組み合わせた、緑茶チョコレートバーです。
【どこで購入できる?】
Alluviaはホーチミンでも複数の場所で購入することができますが、サイゴンセンター内の高級食材店『Annam Gourmet Market』でも取り扱っています。こちらではAlluviaのチョコレートだけでも20種類近く取り揃えています。
また、ホーチミン1区のレロイ通りとレタントンにはそれぞれAlluvia直営店の『Alluvia Chocolate Saigon』があります。オシャレな店内で種類豊富なチョコレートを取り揃えています。リボンなどで可愛くラッピングしてもらえるのでお土産にぴったりです。(2023年5月時点でレタントンは臨時休業中)
営業時間:9:00~21:00
ティーブロス(T-Bros)
高校時代の同級生だったTruong Minh Thang 氏と Nguyen Duy Thong 氏が創設したチョコレートブランドです。ダクラク省、ティエンザン省、ティエンザン省にある農場のカカオを使った本格派チョコレートですが、セレクトショップの他にもコンビニの「サークルK」や「GS25」などで販売しており、本格的な味にもかかわらず価格もそれほど高価でないことから手軽に購入できます。
カカオだけでなく、フレーバーチョコレートに使用される塩や胡椒、ココナッツ、コーヒー、抹茶なども主にベトナム産の原料を使用しています。
【商品をチョコっとご紹介🍫】
DARK CHOCOLATE 70%(DAKLAK)
カカオの産地はダクラク省、ティエンザン省の3種類があり、カカオの濃さは46%~100%までいくつかの種類があります。パッケージの神の質感がとてもかわいいです。
TBROS COCONUT MILK CHOCOLATE
ベトナム産のココナッツを使用したチョコレートです。ココナッツ×チョコレートだからといって甘すぎることはなく、上品な味わいです。
TBROS ROSEMARY CHOCOLATE
T-Brosはお茶のフレーバーのチョコレートを豊富に展開しており、ローズマリーの他にも緑茶、ウーロン茶、ほうじ茶などのフレーバーもあります。
Milk Chocolate 44%
こちらはコンビニでよく見かけるチョコレートです。ミルクチョコレートの他にもダークチョコレートや店舗によってはココナッツチョコレートもあります。お手頃価格で購入でき、サイズも小さめなので気軽に買うことができます。
【どこで購入できる?】
T-Brosは特定の種類であればサークルKやセブンイレブン、GS25のようなコンビニで購入することができます。しかし、もっとお洒落なパッケージの種類豊富なT-Brosチョコレートをお求めの方には、サイゴンセンター内の高級食材店『Annam Gourmet Market』をお勧めします。
営業時間:9:30~21:30 (金・土・日は22:00まで)
Stone Hill(ストーンヒル)
Stone Hillはベトナムの家族が経営しているチョコレートショップです。ドンナイの農園でカカオを生産し、加工しています。Stone Hillのチョコレートにはオーガニックのカカオ豆が使用されており、栽培において殺虫剤は一切使われていません。カカオを加工する際には、糖分を下げてから発酵工程に移ります。この工程により、やわらかいフルーティな酸味が生まれます。
チョコレートの他にも、カカオパウダーやカカオティー、カカオニブなどを販売しています。カカオニブは美容にも良いので女性へのお土産としても人気があります。
【商品をチョコっとご紹介🍫】
66% Tree To Bar ダークチョコレート
カカオ豆、さとうきび、カカオバターのみで作られたシンプルなチョコレート。チョコレート好きな方にお勧めめです。
マンゴーBean To Bar ダークチョコレート
ドライマンゴー入りのダークチョコレートです。マンゴーがアクセントとなり、南国を感じる風味になっています。
金柑ジャム入りダークチョコレート
金柑の甘酸っぱく繊細な味がアクセントとなりチョコレートのおいしさを引き立てます、
ピスタチオ入りダークチョコレート
ピスタチオがごろごろっと贅沢に使用されているダークチョコレートです。ナッツの風味がチョコレートのほろ苦さとの相乗効果をもたらします。
【どこで購入できる?】
Stone Hillのチョコレートは他のチョコレートと同様、『Annam Gourmet Market』で購入することができます。他にも、他ブランドのチョコレートと併せてチョコレートと選びたい場合は『Vitenam Chocolate House』もオススメです。
営業時間:8:00~8:30
HP :http://vietnamchocolatehouse.com/
Belvie Chocolate(ベルヴェチョコレート)
Belvie Chocolateはベトナム人女性とベルギー人男性によって共同設立されました。ベトナム産の質のいいカカオとチョコレートで有名なベルギーの技術を併せ持ったブランドです。
ベトナムの各地域の農家から直接仕入れた上質なトリニタリオ種のみを使用し、農家の地域経済活性化を図っています。Belvieのチョコレートはこれまでに、ロンドンのアカデミー・オブ・チョコレートから金賞をはじめとするいくつかの賞を受賞しています。
【商品をチョコっとご紹介🍫】
ラムドン(Lam Dong)
ラムドン省は一年中温暖で穏やかな気候の高原地帯、山岳地帯の省です。非常に豊かな風味と絶妙な味わいを持っています。
ドンナイ(Dong Nai)
ドンナイ省は平坦な波状丘陵と山地が特徴的な地域です。シトラスフルーツとスパイスのほのかな香りが口いっぱいに広がります。
ティエンザン(Tien Giang)
ティエンザン省はメコン川デルタ地帯に位置します。沖積土で育ったカカオ豆の風味は、爽やかでマイルドな酸味から始まります。フルーティー、クリーミー、リッチな味わいがバランスよく組み合わさります。
ベンチェ(Ben Tre)
ベンチェ省はメコン川デルタ地帯のティエンザン川の2本の支流に挟まれた場所にあります。一緒に植えられているココナッツの木の影響を受けてジューシーな味わいのカカオが生まれます。口に入れるとベリーとキウイを混ぜたようなフレッシュな酸味を感じ、その後になめらかな舌触りとベルベットのような甘さを楽しむことができます。
【どこで購入できる?】
Belvieのチョコレートはお土産屋さんやセレクトショップで購入可能です。また、ローカルのスーパーマーケットで見かけることもあります。他のチョコレートと同様に、1区のサイゴンセンター内の『Annam Gourmet Market』でも取り扱っています。
またイオンモール タンフーセラドンからバイクで5分以内の場所にあるBelvieのショコラティエ『Belvie Chocolate Shop』では、お土産屋用にチョコレート購入することはもちろん、店内でBelvieのカカオを使用したココアやケーキをいただくこともできます。
営業時間:8:00~8:30
HP :https://belviechocolate.com.vn/
ホーチミンのチョコレート専門店・カフェ
Maison Marou
ベトナム1有名なチョコレート『Marou』の直営店カフェはホーチミンの1区、ビンタイン区、2区に1店舗ずつあります。
店内はカフェになっており、もちろんお土産用にチョコレートを購入することもできます。外観も内装もオシャレで写真映えすること間違いなしです。
1区の店舗:周辺に観光スポットがたくさんあるので、観光のついでに寄るにはピッタリです。
ビンタイン区の店舗:ベトナム一高い建物“Landmark81”から徒歩3分ほどの場所にあります。
2区の店舗:タオディエンにあります。タオディエンには雑貨屋やセレクトショップがあるのでお土産をお探しの方は立ち寄ってみてはいかがでしょう。また、2区の店舗は建物の2階と3階を占めており、1区の店舗よりも広々としています。
PATISSERIE BY MAISON MAROU SAIGONは、ベトナムの最高級の素材とフランスの伝統的なレシピをバランスよく組み合わせています。
マカロンにはアーモンドパウダーの替わりにベトナム産カシューパウダー使用。100%天然の植物性着色料で色付けしています。キャラメル、パッションフルーツ、フォースパイス、ココナッツコーヒー、黒ゴマ&ソルトガナッシュ、シトラスなど様々なフレーバーがあります。
Marouのカカオ85%の特製チョコレートと、ミルクはダラット産のものを使用しています。
営業時間:9:00~22:00(金・土・日は22:30まで)
HP :https://maisonmarou.com/
営業時間:9:00~22:00(金9:00~22:30、土・日は7:30~22:30)
THE CACAO PROJECT
『THE CACAO PROJECT』は2022年にホーチミン3区にオープンしたカフェです。
2階建ての店舗は白塗りの外壁で、店のお庭にはカカオの木が植えられています。店内は開放的で1階にも2階にも屋内の席の他にテラス席があります。
こちらではベトナム産カカオをふんだんに使用した種類豊富なスイーツを楽しむことができます。
パッケージがかわいいお土産にぴったりなチョコレートも販売しています。
お土産にぴったりなカカオトリュフ
バナナチョコレートムースケーキはチョコレートケーキとバナナムースが組み合わさった一品で、優しい甘さが口いっぱいに広がります。
ブラックチョコレートは見た目からもその濃厚さがうかがえるチョコレートドリンク。濃厚なチョコレートを味わえますが、くどくなく上品な味わいです。
営業時間:8:00~22:00
HP :https://thecocoaproject.vn/en/home/
Binon Saigon Chocolate
バリアブンタウ省のチョコレート工場で作った商品を気軽にお買い求め頂けるように、2021年にホーチミン市1区に日系チョコレートブランド『Binon』のアンテナショップがオープンしました。Binonが生産しているビノンカカオは甘み、酸味、苦味のバランスが良くマンゴーのようなコクのある酸味が特徴です。
チョコレートだけではなくケーキや焼き菓子も販売しています。さらにはデリバリーにも対応しています。
日系のショップなので、店内の商品説明に日本語の記載があったり、店員さんが日本語で対応してくださります。
Chocolate Bark
チョコレートにナッツやドライフルーツがトッピングされており、グラノーラがふんだんに入っているものや、香ばしいナッツ入りのもの、甘酸っぱいドライストローベリーがアクセントとなるものなどがあります。
Stick Chocolate
16種類のバリエーションがあります。15本入りのギフトボックスはクレヨンが並んだようなカラフルな見た目でかわいらしいです。ベトナム産のスパイスやフルーツ、コーヒーなどが使用されています。
Tablet Chocolate
バリアブンタウ産の純粋なチョコレートを味わいたいならこちらがお勧めです。マンゴーのようなフレッシュ感のある甘みと酸味の後に、黒糖のような奥深い余韻が加わります。ポメロのピール入りや抹茶チョコレートのようなフレーバーチョコレートもあります。
営業時間:8:00~20:00(土曜日8:00~17:00、日曜日は定休日)
HP :https://binon-cacao.com/
以上、ホーチミンで購入可能な本格チョコレートとホーチミンのチョコレートカフェ・専門店をご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Have a happy and sweet life in HCMC ☆彡
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