タイで携帯電話(スマホ)を使う SIMカードの購入&使い方ガイド

「タイへ旅行に行くことが決まったけど、携帯は使えるのかな?」
「SIMカードはどうやって使う?」
「SIMカードはどこの会社がいいのかな?」
など困っている方はいませんか?私も初めてタイへ行った時は心配でした。

この記事を読めばSIMカードの購入の仕方から使い方まで知ることができます。
また、モバイルWiFiとも比較しながらタイのSIMカードを使うメリット・デメリット、タイでのSIMカードの選び方や購入方法について解説していきます。

この記事はこんな方におすすめ

・タイへ旅行に行くことが決まっているがどうやって携帯を使っていいかわからない方
・レンタルWi-FiにするかSIMカードを買うか迷っている方
・タイ滞在中も快適にネット回線を使いたい方

SIMカードを購入するメリット3つ

1.安い

SIMカードを購入するメリットとして一番に挙げられるのはなんといってもその安さです。旅先ではご飯や交通費など出費が多くなりますよね。「快適に携帯電話を使いたい、でもお金はかけたくない」という方にSIMカードはおすすめです。

 5日間の利用で4G無制限の大容量プランで比較した場合
モバイルWi-Fiだと平均5000円
SIMカードならなんと840円!(注:Amazon参照)

 ざっと5分の1の価格で携帯電話を使うことができます。
タイは物価が安いことが知られているので浮いたお金で美味しいものがたくさん食べられます!

 2.プランが豊富

SIMカードは料金プランが豊富にあるため、自分にあったSIMカードを選ぶことができます。通信量無制限のプランや長期滞在者に向けたプランなどたくさんあります。詳しくは以下で滞在期間別のおすすめのSIMカードを紹介しています。ぜひSIM選びの参考にしてください。

3.荷物が増えない

モバイルWiFiと違って持ち物は携帯電話だけです。旅先ではできるだけ荷物を少なくしたいですよね。身軽でいることで防犯対策にもなったりもします。ですので荷物が増えないというのも大きなメリットとして挙げられます。

SIMカードを購入するデメリット2つ

1.事前準備や初期設定が必要

SIMカードを使うためにはSIMフリーの携帯電話が必要です。そしてAPN設定をしなければなりません。設定方法は後述しますが、そこまで難しいものではありません。ただ、「事前準備や初期設定をするのはめんどくさい」「簡単に使いたい」という方はモバイルWi-Fiの方がいいこともあります。 

2.複数人では使えない

SIMカード一枚で使えるのはSIMフリーの携帯一台です。それに比べてモバイルWiFiは一台あれば複数人が使うことができます。一人旅やカップルでの旅行であればデメリットでは無いかもしれません。逆にいえば、大人数での旅行であれば複数人で使える方がいいこともあるのでご自分の用途と照らし合わせて選んでみてください。

海外でSIMカードを使うための事前準備と初期設定

1.SIMフリーの携帯電話を用意する

現在お使いの携帯電話のSIMロックを解除する手続きが必要になります。日本でキャリアで携帯電話を購入して、特になんの設定もした覚えがないという方の携帯電話にはSIMロックがかかっているはずです。SIMロックがかかっている状態のまま他のSIMカードを挿入してもネットに接続することができません。タイ渡航前にSIMロック解除をし、携帯電話をSIMフリーの状態にしておきましょう。

SIMロック解除は携帯電話会社が行ってくれます。キャリアによって手続きが異なりますので、自分が購入したキャリアに持っていってSIMロックを解除してもらいましょう。 

2.SIMカードの取り出しピンを用意する

SIMカードを取り出す際、SIMトレイと呼ばれるSIMカードが入っている場所を開けるために使うピンを用意しておきましょう。このピンは基本的にはスマートフォン購入時に同封されています。安全ピンなどの細い針やクリップなどで代用も可能です。しかし、純正でないピンを使用した場合スマートフォンを傷つけてしまう可能性もあるため十分注意してください。

3.APN設定を行う

APN設定とは簡単に言うとネットに接続するための設定です。タイ現地でSIMカードを購入する場合は、基本的に窓口のスタッフの方が設定をしてくれます。

日本でSIMカードを購入する場合は自身で設定する必要があります。購入時にAPN設定の説明書も同封されていますので、それに従ってモバイルネットワークやアクセスポイント名などを選択していくだけです。そうするとネットワークに接続され自分のスマートフォンをタイでも不自由なく使用することができます。

SIMカードの選び方 – タイの3大携帯会社から選ぶ

タイの大手携帯会社は3つ「AIS」「truemove H」「dtac」。空港やショッピングモールでもこの3社が入っていることが多いです。それではそれぞれの違いを説明していきます。

1.AIS

AIS logo and symbol, meaning, history, PNG

タイ国内での契約シェアNo.1。また通信速度もNo.1です。初めてSIMカードを購入される方におすすめです。

期間 価格 通信量
5日間 160バーツ 5GB
8日間 299バーツ 15GB
15日間 599バーツ 30GB

 公式サイト ais.th

 2.truemove

タイ国内での契約シェアNo.2。ここのSIMカードは長期滞在者におすすめです。30日間のSIMカードが2つの会社に比べて安いです。また通信量を気にせず携帯電話を使いたい方にもおすすめです。

期間 価格 通信量
8日間 399バーツ 無制限
15日間 699バーツ 無制限
30日間 999バーツ 無制限

 公式サイト truemoveh-thailandsim.com

3.dtac

DTAC logo and symbol, meaning, history, PNG

こちらのSIMカードは短期滞在者におすすめです。4日間から選べ、価格がリーズナブルなので2泊3日程度であればこちらのSIMをおすすめします。

期間 価格 通信量
4日間 149バーツ 5GB
16日間 299バーツ 30GB
30日間 599バーツ 60GB

 公式サイト dtac.co.th

SIMカードの購入場所

1. 現地でSIMカードを購入する

スワンナプーム空港やドンムアン空港など主要な空港には到着ロビーにSIMカードを購入できるところがあります。SIMカードの購入を決めている方は空港で購入することをおすすめします。空港で買うことによって街中に出る前に携帯を使えるようになるので安心して旅を楽しむことができます。空港以外では、大きなショピングモール内の各携帯電話会社店舗で購入することができます。

タイ現地でSIMカードを購入する場合、パスポートの提示を求められることが多いです。SIMカード購入の際は必ずパスポートも持参しましょう。

2. 日本でSIMカードを購入する

タイで使えるSIMカードはAmazonで購入することができます。タイ現地で売られているものと同じものですので、現地での購入が不安な方は日本で購入していくことをおすすめします。現地で買うよりも安くなっていることがありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

まとめ

タイへ旅行に行かれる際はSIMカードの購入がおすすめです。

安心安全な契約シェアNo.1の会社を選びたい人におすすめ →「AIS」

長期滞在者、通信量を気にせず使いたい方には →「truemove」

短期滞在者におすすめ →「dtac」

快適に携帯電話を使えるようにして、タイでの滞在をより良いものにしてください!

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キャリアリンク編集部
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