【2024最新】ホーチミンの美味しいフォー、おすすめ10選！

ベトナム料理を代表する『フォー（Phở）』は、ベトナム旅行の際には必ず食べていただきたい料理の一つです。
ホーチミンにはローカルの露店からレストランまで、至る所にフォーを提供しているお店があり、どこに行くべきか分からないという方も少なくないでしょう。お店によってフォーの味や特徴も少しずつ異なります。せっかくなら美味しくて、とっておきの一杯を食べたいですよね…！

そこで今回は、ホーチミンのおすすめフォーレストラン10選 （超有名店からローカル店まで！） をご紹介します！
また、フォーを食べる際に気を付けるべき注意点も最後にご紹介します。

『フォー（Phở）』とは

まず、＃フォーとは

形は日本のきしめんに似るが、原料は米粉と水であり、ライスヌードルの一種である。水に漬けた米を挽いてペースト状にしたものを熱した金属板などの上に薄く流し、多少固まったものを裁断して麺の形状にする。（ウィキペディアより）

・・・と、ウィキペディアの説明では少しイメージしにくいですが、つまりはヘルシーな感じの米粉の麺で、ベトナムで人気の料理です◎朝昼晩関係なくいただけますが、さっぱりしていて食べやすいので、朝食にフォーを食べるベトナム人が多いです。
スープは牛や鶏をベースとしており、透き通っていてあっさりとした味わいです。茹でた牛の薄切り肉もしくは鶏肉が入っています。ベトナムでは牛肉のフォー『Phở bò』が人気です。南部のフォーはスープが甘めで、ニラやパクチーがトッピングされているスタイルが主流です。別のお皿で提供されるもやしやライム、香草、そして卓上の調味料をお好みで加えていただきます。

旅行者にオススメな有名チェーン店

フォーの本場、ハノイ発祥『Phở SOL（フォー ティン バイ ソル）』

『Phở SOL（フォー ソル）』はホーチミンの１区、２区、４区、７区に合わせて５店舗展開しています。

お店の雰囲気はかなりオシャレで、室内はクーラーが効いています。特に２区のタオディエンにある店舗は敷地が広く、夜はライトアップされたテラス席が人気です。

看板メニューはミディアムレアの牛肉フォー『Phở Tái（フォー タイ）』です。こちらのお店のフォーはハノイスタイルで、ホーチミンの甘めのスープとは違い、あっさりとした味わいです。出汁がしっかり効いており、いつの間にかスープまで飲み干してしまいます。
定番の牛肉フォーの他にも様々なメニューがあります。フォー以外のベトナム料理も沢山あります。

出典：Phở SOL Facebook

石焼牛肉フォーが看板メニュー『Phở Việt Nam(フォー ベトナム)』

様々な種類の牛肉フォーを提供している『Phở Việt Nam(フォー ベトナム)』はホーチミンの１区、３区、７区にそれぞれ一店舗ずつあります。

店内は広々としており、こちらも有名店なこともあり観光客が立ち寄りやすい雰囲気です。

ベトナムではフォーは既製の麺を使用することが一般的ですが、Phở Việt Namは店舗で自家製の麺を作っていおり、打ちたての麺をいただけます。他のフォーと比べると、比較的厚くて平たい麺となっております。
看板メニューは『スペシャル石焼フォー』です。アッツアツの石焼のボウルに野菜や牛肉を自分で追加しながらいただきます。
他にも、牛のカルビ、テール、スネ、肩、スペアリブなど様々な牛肉フォーのメニューが揃っています。

出典：Phở Việt Namホームページ

ベトナム最大手のチェーン店『Phở 24（フォー トゥエンティーフォー）』

『Phở 24（フォー・トゥエンティーフォー）』はホーチミン市内では7店舗展開しています。
ホーチミン内に店舗がたくさんあり、店内は清潔感のあるので、初めてベトナムに旅行に来る方に人気です。
店名の由来は、24種類の材料からフォーを作っていることから来ているそうです。

あっさりとした南部風の甘めのスープで、癖がなく食べやすいです。他のお店のフォーと比べると薄切りの玉ねぎがたっぷり入っていることが特徴です。牛肉フォーと鶏肉のフォーが人気ですが、サイドメニューも充実しています。ココナッツジュースやタロイモココナッツなどベトナムらしいデザートも食べることができます。

COMBO 1（ホーチミン1区ドンコイ通り店）

牛肉フォーの老舗『Phở Hiền 1985（フォー ヒエン1985）』

『Phở Hiền 1985（フォー ヒエン1985）』はその名の通り1985年にオープンしたフォー専門店で、３区とタンビン区にあります。
先ほどご紹介したフォーレストランに比べると、ローカル感が若干強い雰囲気です。

牛肉のフォーを提供しており、南部スタイルの甘めのスープが特徴です。
薄切りの牛肉が入った王道のフォーから、もっちりとした食感の牛肉団子のフォーなど、複数のメニューから選ぶことができます。

出典：Pho Hien 1985ホームページ

ベトナム人に人気！穴場のローカル店

有名ローカル店『Phở Hòa Pasteur（フォー ホア パスター）』

３区のPasteur通りにある『Phở Hòa Pasteur（フォー ホア パスター）』は旅行ガイドブックに載ったこともあり、ローカル店ながら観光客にも人気のフォーレストランです。1968に開業し、ホーチミンで長く愛されています。

地元民に加えて観光客が多いこともあり、お値段は他のローカル店に比べるとちょっぴりお高めです（それでも1杯500円ほど）。

牛肉のフォーが人気で、牛肉が半レアのもの（Phở bò tái）とよく火が通ったもの（phở bò chín）があります。柔らかくて細めの麺を使用しています。具材はシンプルですが、牛肉の出汁が効いたスープを味わえます。

“鶏肉のフォー” や “ブンチャー” も人気な『Cát Tường（カットゥーン）』

１区の統一会堂近くにベトナムの麺料理レストラン『Cát Tường（カットゥーン）』があります。
ローカル店ですが清潔感のある店内で、観光でいらっしゃる方にもオススメです。

ハノイ出身のオーナーさんが作るフォーやブンチャー（米麵のつけ麺）が人気です。
ベトナムでは牛肉のフォー『Phở bò（フォー ボー）』が主流ですが、こちらのお店では鶏肉のフォー『Phở gà（フォー ガー）』も有名です。ぷりっと柔らかい鶏肉と鶏出汁の効いたコク深いスープが癖になります。
また、フォーだけでなくブンチャーも人気です。ブンチャーはフォーに比べて細い米麵（日本の素麵と似ている麺）で、炭火で焼いた豚肉と肉団子入りのスープにつけて食べます。

牛肉感が強いフォー『Phở Bò Phú Gia（フォー ボー フー ジア）』

３区にある『Phở Bò Phú Gia（フォー ボー フー ジア）』は旅行ガイドブックに掲載されたこともある地元民に人気の牛肉フォー専門店です。牛肉のフォー（Pho bo）一本で勝負しており、作り方にもこだわっているそうです。
店内はローカル感が強く、地元の人々で賑わっています。

Phở Bò Phú Giaのフォーはハノイスタイルです。南部スタイルのような甘めのスープではなく、少しこってりとした牛骨スープが特徴的です。メニューは牛肉の様々な部位から選ぶことができます。全部乗せのメニューもあるので、どの部位にするか迷った際にはオススメです。

出典：Phở Bò Phú Giaホームページ

超穴場、どローカルなフォー専門店『Thuận Phát（トゥアン ファット）』

タンビン区にある『Thuận Phát（トゥアン ファット）』はマップで検索しても出てこないほどローカルなお店です。ベトナム人によく行くフォーのお店を聞いたところ、こちらのお店のフォーがお勧めとのこと。

看板メニューは牛肉フォー『Phở bò』で、牛肉、ニラ、パクチーと、シンプルな具材のフォーです。出汁の効いたあっさり目のスープにふりかかった胡椒がアクセントとなっています。

観光客がほとんどいないローカルのお店をお探しの方にはオススメです。

フォー上級者はお試しあれ！変わり種のフォー

大人気！！ビーフシチューのフォー『Phở Quỳnh（フォークイン）』

１区のバックパッカー街にある『Phở Quỳnh（フォークイン）』は地元民にも観光客にも人気のフォーレストランです。2階席までお客さんでいっぱいになることも。

こちらの看板メニューとしては『phở bò kho（フォー ボー コー）』。フォーといえばあっさりとしたスープが定番ですが、こちらはベトナム風ビーフシチューのフォーです。ビーフシチューといっても日本で食べるビーフシチューよりもさらさらとしており、少しスパイシーな風味がします。
Phở Quỳnhのphở bò khoには、じっくりと煮込まれた牛肉や人参がごろごろっと入っており食べ応え抜群です◎

担々麵×フォー！？『Quốc Ký（クォッ キー）』

ベンタイン市場から徒歩12分ほどの場所にある『Quốc Ký（クォッ キー）』は中華系のフォーレストランです。

店内はどちらかというとローカル感が強めです。

シンプルな牛肉のフォーや牛肉団子のフォーも提供していますが、当店の目玉商品といえば担々麵風のフォー『Phở Satế（フォー サテ）』です。担々麵風といっても辛さは優しめで、胡麻とピーナッツの風味が癖になる濃厚なスープです。平麺のフォーに濃厚なスープが良く絡みます。

フォーを食べる時の注意点

① 食事前にお箸を拭くべし

ローカルのお店では必ずしも食器がきちんと丁寧に洗われているとは限りません。食事をいただく前に、卓上のティッシュなどでお箸やコップの縁を拭くと安心です。念のためにティッシュを持ち歩くようにしましょう。

② お肉や生野菜は火を通すべし

牛肉のフォーを注文すると、お肉に火がしっかり通っていない状態で提供されることがあります。もともと半レアの牛肉がデフォルトのメニューもありますが、不安な方はお肉をスープに沈ませて火が通るのを待ってからいただくと良いでしょう。
また、フォーを注文するともやしや香草などの生野菜が別皿でついてきますが、そのままいただくのではなく、スープにつけてある程度熱を通してからいただきましょう。

③ ウェットティッシュは有料

卓上にウェットティッシュが置いてありますが、ローカルのお店では有料になっています。ローカル店ではウェットティッシュは一枚数十円ほどですが、お店には持参することをお勧めします。また、持参したウェットティッシュを使った後に卓上に残しておくと店員さんが勘違いをして料金を取られてしまう可能性があります。お会計時に料金が合わない場合やレシートに“khan（おしぼり）”と表記された場合には指摘しましょう。
また、お茶や水も決して高くはありませんが、通常は有料となっています。

④ お会計は食事後に

お会計の際には席に座ったまま店員さんを呼び、『Tính tiền nha.（ティン　ティエン　ニャ）』＝『お会計お願いしますね』と言い、その場で支払うのが通常の流れです。ペンを持つようなかたちで空中に文字を書く仕草は『お会計』を表すジェスチャーなので、それだけでも伝わります。
ベトナム語が聞き取れない場合は、スマホの電卓等に料金を入力してもらいましょう。ホーチミンの飲食店でぼったくりは滅多にありませんが、不安な方は前もって料金を計算し、前もってお金を準備しましょう。

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今回はホーチミンのおすすめフォー10選をご紹介しました！気になるフォーは見つかりましたか？
少しでも皆様のご参考になりましたら幸いです☆彡

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