マレーシアの生活基本情報

マレーシアは海外でロングステイをする人たちに非常に人気のある国となっています。

その理由は、一年中温暖な気候の中で日本やアメリカを始めとした先進国に近い生活水準が比較的安価で過ごせることだと思います。

 

生活に欠かせない住宅事情は、近年家賃の上昇傾向にあり首都クアラルンプールのような大都市部になると外国人向けアパートメントに関してはシンガポールや日本の東京の家賃と大して変わらないものがあります。しかし、少し郊外に出れば、家賃は比較的安くなり日本人が住むような治安が良く日本の生活水準に近い生活を送ろうとすると、1ヶ月1万円~5万円弱となります。少々家賃相場に幅があるのは住む物件によって異なるためです。フラットと呼ばれるアパートメントが1万円くらいで、リンクハウスと呼ばれる平屋、バンガローと呼ばれる一戸建て住宅、コンドミニアムなどのサービスアパートメントといった順で1万円~1万5千円ずつ家賃が上昇します。

 

交通事情は非常に快適です。市内を隈無くカバーする路線バスや、電車(LRT)モノレールも走っています。どちらも切符は日本のようなものではなく、プラスチック製のコインのようなもので乗車時は読み取り部にかざし、降車時は回収口へ入れます。郊外や長距離移動の際はバスやコミューターと呼ばれる電車を利用します。

道路においては日本と似通った部分が多く、初めて運転する場合でも問題ありません。ただ信号機が日本とは大きく異なり、慣れるまではかなり気を使わないといけません。近隣のASEAN諸国と比べると交通マナーは良いほうですが、バイクの交通量は多く特にラッシュ時などは、いつも以上に周囲への注意が必要だと思います。

 

医療事情は極めて良好で、世界の最先端医療が受けられることもあり近隣のASEAN諸国から治療に訪れる人たちが居るほどです。都市部であれば、日本語が通じる病院も多くあり困ることはないと思います。