タイの工業団地(2)

■タイにおける主要な工業団地(2)


○ラムプーン県

タイ北部の山脈に囲まれた県である。バンコクからだと鉄道(寝台列車)で約13時間、バスで約9時間かかるがチェンマイからだと車で約45分のところにある。タイ族進出前のモン族の王朝であるハリプンチャイ王国の都として栄えた土地である。


・北部工業団地(Northen Region Industrial Estate)

バンコクから約690kmチェンマイ県より約30kmチェンマイ国際空港より約27kmのところにあるタイ工業団地公社が管理する工業団地です。


○ラーチャブリー県

タイ中部の県の一つで西にはミャンマーとの国境を有しています。県東部にはメークローン川と、それに連なる運河が流れています。その運河には観光地として有名なダムヌーンサドゥワック水上市場があります。

 
・ラーチャブリー工業団地(Ratchaburi Industrial Estate)

バンコクから約90km、スワンナブーム国際空港より約110kmのところにある工業団地です。

 

○ソンクラー県

タイ南部の県。県名はマレー語のシンゴラ(Singola:ライオンの意味)に由来する。これは近辺にライオンの様な山があるためである。県北部にはタイ最大の湖『ソンクラー湖』があります。


・ソンクラー県南部工業団地(Songkla Southern Region Industrial Estate)

タイ南部の深海港であるソンクラー港より約47km、ハートヤイ国際空港より16kmにある1995年に開発された工業団地です。マレーシア国境が近いため、マレーシアなどへの物流拠点として開発が行われています。


○パッターニー県

タイ南部の県。マレー半島のタイランド湾側に位置しています。

 
・ハーラール食品工業団地(Halal Food Industrial Estate)

2008年に開発された新しい工業団地です。テロなどによる影響から入居企業が決まらず開発計画が停滞しているものの、タイ南部開発の重要な工業団地として位置づけられており、タイ政府からも手厚い恩恵があります。

 
○チャチューンサオ県

タイ中部の県。バーンパコン川により形成された低地が広がるため稲作が盛んである。


・ウェルグロー工業団地(Well Grow Industrial Estate)

バンコクから約47km、スワンナブーム国際空港より約20km、タイ2番目のクローントゥーイ港(バンコク港)より約50kmに位置する工業団地です。

 
・ゲートウェイシティ工業団地(Gateway City Industrial Estate)

バンコクから約80kmにある工業団地です。強固な地盤の上にある敷地内には貯水池を備えており、裏手にある山から貯水池にかけての緩やかな傾斜は洪水を緩和する機能を持っています。

 
○チョンブリー県

タイ中部の県で海岸部はタイランド湾に接しています。タイの代表的な港湾であるレムチャバン港を有しています。


・アマタ ナコーン工業団地(Amata Nakorn Industrial Estate)

バンコクより約57km、スワンナブーム国際空港より約42km、レムチャバン港より約40kmにある好立地の工業団地です。そして敷地内には天然ガスを燃料として火力発電所を備えインフラが整っています。このことから進出している企業は300社を越えており、その約7割を日系企業が占めています。

(注:ナコーンというのはタイ語で都市を意味していますが、タイには別にアマタ シティー工業団地というものがあるため、これと区別するためにナコーンとなっています。)


・ピントーン工業団地(Pinthong Industrial Park)

バンコクから約95kmに位置する1995年に開発された工業団地です。レムチャバン港までは車で約10分、スワンナブーム国際空港までは約40分です。


・ヘマラート チョンブー工業団地(Hemaraj Chonburi Industrial Estate)

バンコクから約110km、レムチャバン港より約25kmに位置する工業団地です。敷地内には発電プラントを構えタイ国発電公社への売電事業を行っているほど、充実したインフラ設備が魅力です。


○ラヨーン県

タイ中部にある県で南部をタイランド湾に接しています。


・アマタ シティー工業団地(Amata City Industrial Estate)

バンコクより約114km、スワンナブーム国際空港より約99km、レームチャバン港より約27kmに位置する工業団地です。この工業団地は日本を含めた海外の企業を誘致するのに熱心なため、多くの日本企業が進出しています。特に自動車部品等の関連企業が多い

 
・マープタープット工業団地(Map Ta Phut Industrial Estate)

バンコクより約190km、工業港であるマープタープット港からは1kmという位置にある工業団地です。またレームチャバン港も近い。1988年に重化学工業団地として設立されました。

 
・イースタンシーボード工業団地(Eastern Seaboard Industrial Estate Rayong)

バンコクより約117km、レームチャバン港より約27km、マープタープット港より約51kmに位置する工業団地です。レームチャバン港が近いのもあって、トヨタやジェネラルモータースなどの自動車製造工場やそれらの関連工場が多い