通りの名前につけられた英雄や著名人

ベトナムの通りは英雄や著名人の名前がつけられているところが多くあります。その中でもベトナムに住んでいて良く目にする名称を中心にピックアップし、人物史に触れてみる第3回目は番外編としてベトナム人以外を紹介します。

 

①パスター通り(パスツール通り)

【ルイ・パスター(Louis Pasteur 1822年~1895年)】

近代細菌学の開祖といわれるフランスの生化学者・細菌学者である。ワクチンの予防接種という方法を開発し、狂犬病ワクチンやニワトリコレラワクチンを発明している。世界に30カ所以上あるパスター細菌研究所がホーチミンとニャチャンにある。

 

②イェルサン通り(ヤーシン通り)

【アレクサンドル・イェルサン(Alexandre Yersin 1863年~1943年)】

スイスに生まれ、フランスに帰化した医師でもありパスター細菌研究所の細菌学者。1894年中国で流行していたペストを調査するため香港へ訪れ、そこでペスト菌を発見した(ほぼ同時期に北里柴三郎もペスト菌を発見)。その翌年1895年にはニャチャンにパスター細菌研究所を開き所長になった。彼がダラットに療養所をつくることを提案したことにより、ダラット開発のきっかけとなった。

フランス植民地時代にベトナム人から愛されたフランス人の一人でハノイにあるイェルサン公園には彼の胸像が置かれている。また、お墓はニャチャンにある。

 

③カルメット通り

【レオン・チャールズ・アルベール・カルメット(Léon Charles Albert Calmette 1863年〜1933年)】

フランス人医学者・細菌学者。サイゴンのパスター細菌研究所の初代所長。